塵の夢見る理想郷 (ヨーロッパ編)

他の記事では日本の南の島に移住したがる連中に限って馬鹿の比率が高い、といった話をした。そこでも少し言及したが全く同じ心理でヨーロッパに移住する日本人もまた結構多いのである。この連中の一角を占めるのが日本人妻(無論、全員という訳ではない)であるが、能無しでもビザがおりやすい日本食関連のレストランに応募する日本人もそこそこの比率を占める、と主観で思う。今回はこの連中について私の体験談を含めて書いてみたいと思う。

日本食レストランという肥溜め

「日本食は海外でも人気だし日本を代表する文化だ!日本人なのにこんな事を書くなんて愛国心はないのか!」と言われそうであるが事実は事実である。
飲食店というのは日本国内であっても下層社会に属する経済セクターであるが(知能指数が低くてもなんとか働けるので)、それは日本以外でも同じである。無論全く知能が必要ない、という訳ではない。経営者の視点では料理を提供するだけとは全く違う思考が必要であろうし、調理というものを一種の化学・物理現象という事をわかっている者ならば、そういう人たちの行なう飲食ビジネスというのはなかなか高度な技術を駆使した飲食店、いや、正確には水商売というより食品加工業と呼ばれる類のものになってくる。しかし、まぁ、知っての通り実際ほとんどの飲食店は一人の店長と一つの店、たまに少し成功すると3,4店舗を運営する小規模事業者になったりするが、結局その程度であり、こじんまりとしたビジネスには違いない。

話は戻すがヨーロッパで見かける日本食レストランの環境は劣悪なことが多い。一応それでも日本よりはましであることも多く、それは労働環境に関する法律が非常に厳しいからだ。それでも経営者は人件費を削減したいので色々と屁理屈や「空気感」といったもので従業員を酷使しようとする。一方の従業員の方もなかなか変な人が多い。そういう意味では店全体が腐れた雰囲気を漂わせている。客として外から見ただけでは分からないが。

多くの人は若いころに飲食店でパートタイムで働いた経験があろう。私の場合は私生活が一時期かなり特殊な状況に直面したせいで、それまで関わっていた輸出関係の仕事を断念することになってしまった。収入がいきなり途絶えることは好ましくないので、とりあえずドイツの中規模都市で仕方なしに1年ほどの間だけ、系列店も少し展開する日本食レストランで働いたことがある。
こういった経緯なのだが、正直、その日本食レストランに入社して1週間ほどで「ここには一年以上いるべきではない」と決心したのを覚えている。いや、実は勤務初日の時点で「2週間程度で辞めようか」とも思っていた。そんな感じだったのだが、なんとかもう少し続いたのは私が来る前からこの店で働いていた同僚となる従業員に良い人がおり、働き始めのころに彼が献身的に私の面倒を見てくれたため、仕事をかなり効率よく覚えることが出来たのと、彼との会話なども楽しかったため、もう少し残ってみるかと気を取り直したからだ。でもやはり1年以上働くような場所ではなかったので結局1年後に辞めた。どう考えてもそれ以上この場にいる事は人生の無駄にしか思えなかったのだ。

このレストランでの経験はなかなか濃厚で、夏日に1週間ほど常温で放置したカレーの如しであった。衝撃的な特徴を持つ人たちと過ごした時間は今でも脳裏に焼き付いて離れないほどだ。世界中どこで働いても言えることだが、快適な職場環境は同僚次第だろうと思う。
その日本食レストランで働いているのは日本人だけではないのだが、調理場などの日本食の一番大事な部分は原則日本人が担当することになっていた。経営者はそのあたりについては拘りがあるらしく、やはり日本人の感性でないと(色々な意味で)不可能な業務があると考えているようだ。働き始めは前述の頼りになる同僚の男性に加え、二人の日本人女性が働いていた。我々の普段の業務は厨房とそれに関連する各種業務だ。要するに基本的にはコックである。

では、この店で出会った日本人たちの人物像や出来事を紹介したい。

サムライ君
サムライを君で呼ぶのも変だが、サムライという言い方がしっくりと来る性格で基本的に糞真面目であり時に鬱っぽく、融通が利かなく問題も起こすがそれでもこの店で一番頼りになる同僚であった。前に述べた私が働き始めた時に助けてくれたという人物ものもこのサムライ君のことだ。彼はあまりに真面目過ぎてそれが原因となる問題もたまに起きたが、人間だれしも良い部分と悪い部分があるものでしょう。つまり彼の場合は良い部分が悪い部分を間違いなく上回っており普通に友達になれる人なのでここで彼についての不満は書く必要はないと思っている。話を進めるうえで彼が時々登場するため仕方なしにここで紹介しているだけであり、彼はこの記事で紹介する「屑」には入らない例外人物である。

自称店長
とある日本の北側の地方都市からやって来た女性であった。私が働き始めた時からすでにいた同僚だがサムライ君とは確執があり、表立った喧嘩などはなかったが裏では火花を散らしていたようだ。普段は明るく人懐っこい面もあったりしたため彼女のすべてを嫌いという訳ではなかった。しかし彼女が時折見せる浅はかで姑息な行動を私は心底嫌っていたので私とサムライ君の間では嘲笑の対象だった。彼女がドイツへ来たのは以前にヨーロッパ滞在中に出会ったチェコ人の彼氏と一緒に住むことが理由のようだ。
基本的に卑怯者であり、サムライ君が一緒に働いてるときは徹底的に手を抜く。例えば彼女の後にサムライ君がシフトで入るときは手抜きの出来ないサムライ君に尻拭いを任せられるので自分は手を抜く。逆に、例えば次の日の朝に自分が職場に出るときは前日の夜には自分のために手を抜かずにしっかりと業務を果たすといった具合だ。
また私が働き始めた初っ端からその汚れた素顔を見せてくれた人物だ。彼女は私の給料が彼女より多いか少ないかを確認したいがために、私の社会保険料について調べたいとか意味不明な屁理屈を言って私の給料明細を見ようと試みていたのである。この洗礼を皮切りに愉快なゴミ共と私の日常が幕を開けていくのであった。

この店にはあとで紹介するウエイターとして働くタイ人の同性愛者(男)がいるのだがこいつは真正のキチガイであり、私が辞めてしばらくしても時折こいつの首を切りつける夢想を私に引き起こすほどである。正直この記事を書いている最中にも色々思い出すので、その一杯で私の心を落ち着かせるために、お気に入りのエスプレッソマシーンが時々私の為に働いてくれている。それはともかく。
このキチガイとは店で働くほぼ全員が一度は喧嘩をしていて、しかしこのキチガイは媚を売りまくるので上司とは仲が良い。なので何だかんだ言っても最終的にはこの自称店長は保身のためにこのキチガイの側に立つことが多かった。実にクズな女だと何度も思ったものだ。
ちなみに彼女の事を「自称店長」と私は呼んでいるが、それは彼女は何の肩書もない平社員の立場であるのに入社したての何も知らない私に対して自分自身を「スーパーバイザー」と呼んでいた上に(その時は彼女の役職がそうなのだと本当に信じていた)私が辞めるころに他の同僚から聞いたのだが、なんと彼女は自分の事を「店長」と自称していたらしい。セルフ昇格である。無論そんな役職は彼女には与えられていないし、前述の「スーパーバイザー」という役職もどこにも存在しないものである。彼女が自分で自分の事をそう呼んでいたと気が付いたときは他の同僚はみな失笑し、それからは皮肉を込めて彼女は店長と裏で呼ばれることになる。

あとから彼女の行動や言動を思い起こしてみると、彼女は典型的な田舎コンプレックスと学歴コンプレックスを持った高卒の芋娘という事が判明した。何故ならこの視点だと彼女の行動のすべてが上手く説明できるからだ。思い出すと彼女はやたらと会社の肩書とか権力階層とかいうものに過剰反応していた。自分の事を店長であるとか妄言を吐いていたのも、おそらく高卒の芋娘の薄っぺらな人生を克服するために必要とされる精神的儀式なのだろう。(勘違いしてほしくないが私は学歴主義者ではない。下手に大学を出ている人間よりも技術系の高校を出てる人間のほうが専門知識を持っており、また結構稼いでいることを私は知っている)。
因みに自称店長の彼氏であるチェコ人には2、3回会う機会があったのだがヒョロヒョロとしたモヤシの様な感じで、ムンクの叫びの様な逆ヒョウタン型をした顔。そして髪が少なくなってきているうえに金髪なので余計に髪の存在が分かりにくい。惨めな「禿散らかった」という表現がぴったりの風貌だ。全体の雰囲気はまるでガン末期のやせ細った患者のようである。30代前半だったはずだがどう見ても40代後半にしか見えない。正直言って全然カッコよくないし絶対にヨーロッパ白人女性にはモテないだろう。また、あとで聞いたのだが実はこの彼氏はアニメオタクらしく、 同僚の一人 が自称店長と同棲中の部屋を訪れた際はアニメの女キャラクターのポスターが壁一面に貼ってあったと証言している。想像するとキモ過ぎると感じるのは私だけでしょうか?
これは結局いつものパターンだ。男の方は白人女にモテないコンプレックスを持つアニメ好きのキモオタなので、アニメ見過ぎの妄想によって日本女なら簡単に落とせると思い日本女をターゲットにし、また自称店長も芋すぎる自分自身へのコンプレックスが激しいため白人彼氏と付き合って精神安定をするという、後ろ向きで悲しい協定によって結ばれた二人という事である。正直この自称店長は決して不細工ではなかったが(美人でもないが)、何故このような人と付き合っているのか、と思わせるぐらいこのチェコ人の風貌は魅力的ではない。もうちょっと普通の奴は見つからなかったのだろうか?
余談だがサムライ君はアニメオタっぽいところがあるのだが、自称店長はそれをあざ笑っていた節があるので、そうするとアニメのポスターを同棲している部屋に貼りまくるキモチェコ彼氏の趣味に付き合っている自称店長の行動は矛盾している。
繰り返すが自分の彼女と同棲している部屋にアニメの女キャラをのポスターを張りまくるのはキモ過ぎる、という意見のは多くの人に同意してもらえると思う。せいぜいパソコンの壁紙程度にするべきだろう。
要するに自称店長は妥協しているのだ。そしてその凄い妥協具合から彼女の劣等感の深刻さが垣間見れるのである。
このチェコ人は自国は後進国なので、稼げないからドイツに経済移民してる逆さヒョウタンのキモオタのくせに微妙にプライドが高く、話していると無性にそのこけた頬にビンタを打ちたくなるような感情を私に引き起こしてくれる奴だ。ただ一応公平に言っておくとこのチェコ人はプログラマとして働いているようで、すると給料は悪くないであろう。
私が辞めてずっと後に知ったがこの二人は結婚したようだ。お互いを(いろんな意味で)必要としているのでこれでメデタシメデタシ、という事になるのだろうか。

ご結婚とビザ取得おめでとうございます!

ネズ子
もう一人いた女従業員も偶然な事に自称店長と同じ地域の出身であった。この子はいわゆる体育会系の環境で育ったようで、年齢は20代半ばであり基本的に物事の考え方は幼い。また普段は若い女性らしい言動を見せるが稀にスポ根的な捻くれた素顔を見せる鬱陶しさがある。私が来るまではサムライ君と自称店長の人間関係に挟まれていたようで、それなりに苦労したようだ。
余談だが、おかしなことに自称店長もまた、この子とサムライ君との人間関係の間に挟まって大変だったというようなことを何となく自慢げな雰囲気を醸し出しながら言っていた。私からすると自称店長のほうが人格に問題のあるので、この様な事を言って自分の事を被害者としてうそぶき、私のサムライ君への印象を否定的な方向へ誘導しようと目論んでるだけにしか思えなかった。

さて、この子がドイツに来た理由は色々あるとはいえ、探っているとやはり白人ドイツ人の彼氏が欲しかったのが一番の動機らしい。初めは少しぎくしゃくしたところもあったが数か月後には私たちは結構仲良くなっていて、私も懐かれていたので悪い気もしないしそのため親身になって色々と身の上相談に乗ったり世間話に花を咲かせた記憶がある。さて彼女にとっての悲劇はその顔にある。逆三角形でちょこんと小さな目の付いた顔と、上あごからニョキっと突き出た二本の白いそれを見るとやはりネズミと形容する以外にない。彼女は職場にいた私と仲の良い、若く男前のドイツ人の事を気に入っていたようで、私もさり気なくそのドイツ人に「この子は君に気があるよ」みたいなことをを伝えたり、二人が親密にならないかと少し手引きしてみたが残念ながら無理だった。理由はいくつかあると思うが彼女がだいぶ奥手なのと、やはりそのネズミ顔であろうか。どちらにしても日本だとほぼ間違いなくモテない顔だ。
まずいことにもう一人いた職場のドイツ人の男が彼女の事をだいぶ気に入っており彼女にかなりしつこく迫っていたのだが、こいつは正直言って不細工で彼女は露骨に毛嫌いしていた。好きな人に振り向いてもらえな一方、不細工にしつこく言い寄られるというのは大変プライドが傷つくものだろうと推測する。その心中は察する。さらにうっすらとではあるが本人も自分の容姿からくるモテなさを自覚しているので、さらに心が荒れていくのであろう。
そんな日常が過ぎていくある日の事、仕事での肉体的、精神的、そして (口には出さないが) 性的欲求不満からくるストレスが原因だとは思うが、その日を境に彼女は突然精神科に通うようになり、向精神薬も処方してもらっていた。それについて彼女は私に事の経緯を説明していたが一方他の二人には細かい話はしていなかったようだ。少なくとも私に対して心は開いていたようで、私はそのことを嬉しく感じていた。
ちなみに先に説明しておくべきだったが彼女はそれまで彼氏を持ったことが一度もないし、話から察すると肉体関係の経験もなしだ。私とは色々な話をしたりなど仲が良かったが、実は彼女、自称「男嫌い」である。何かにつけ、自分が「男が嫌い」である事を周囲に言いふらしていたようで、真面目なサムライ君は彼女はもしかして過去に男絡の悪い経験があるのではないかと思い、彼女と接するときは自分の態度が彼女に不快に映らないようらないよう慎重に対応していたという。しかし私から言わせれば彼女は自分が男にモテていなかった哀れな過去を直視したくないがために、自分を「男嫌い」という設定にすればよいという逆転の発想を思いついただけの事だ。
ちなみに物理の世界でも「コペルニクス的転回」という非常によく似た考え方がある。これは天動説と地動説の論争の決着の仕方から名づけられた伝説的な思考方法で、まさに天と地がひっくり返った見方をすることで、それまでの非常識を常識へと180度方向を変えてしまうという意味を含む。自分がモテないという事実を、そうじゃなくて自分が男嫌いだから彼氏がいないだけという凄いアクロバット的解釈をやってのけたのだ。まさに糞が味噌に、スッポンが月に、ニョッキリ前歯のネズ公が興味のない男に言い寄られる一流モデルになった瞬間である。

そんな男嫌いの彼女だが矛盾したことに、閉店間近で客もおらず、他の従業員もほとんど帰って店内に人気が無い暇なときに、私とあれやこれやと楽しく話をしたりしていると驚くことに下ネタに食いつくのである。一度、世間話の中で男女関係の話になったとき「セックスって良いもんですかね?」とかボソッと質問形で話を振られたときは、実は彼女の欲求不満が今にも炸裂しそうな状況にあると気づき、これからは彼女との世間話の際の話の展開に気を付けなければ下手をすると自分の身に危険が及ぶ可能性があると肝を冷やしたものだ。

彼女は結局私が会ってから10か月ほどでこのレストランを辞めた。理由は上にある通り仕事による重度のストレスと人間関係、あと下衆な勘ぐりかも知れないが彼氏作ってロマンチックな初体験を得る事が叶わなかったからであろうか。彼女が辞めるという事が正式に決まった際に彼女のマットレスを彼女が日本に帰る前に頂くことが出来ないかと聞いた。というのは私のベットのマットレスはまだ新しいのに部屋の換気を十分していなかったことで少しカビが生えてしまっていたのだ。彼女は快諾してくれていたのだが何故かその後に具体的な話が無いので彼女が辞める数日前に再度聞いた。しかし何か話を逸らしているような物言いである。もしかして他の誰かに中古として売ったりしてしまったのかな?と思いつつも、また別の日にもう少し強く再度聞いてみたところ、驚愕の返事が返ってきたのである。彼女と私のやり取りはこんな感じであった。

私「前話したことなんだけど、君もそろそろ日本に帰るだろうし当日に私がマットレスをどうやって取りに行くか話をしない?運ぶの大変だから車とか必要かな~?」
ネズ公「えっと、それはちょっと・・・」
私「え?ほかの方法が良いとか?」
ネズ公(ボソッと小声で)「いや、そうじゃなくて、男の人にこういうのあげたくない」
私(絶句)「ええと、ああ・・・」

まさに「後頭部を殴られたような気持ち」とはこういう瞬間の事を言うのだろう。下ネタに食いつく彼女に身の危険を感じ、徹底的に彼女を女として見ないような会話をした事が不味かったのか?ともかく本当の理由は不明だがこの一言によって彼女と私の関係は、それまでの「少し年上のお兄さんとそれを慕う妹」のようなものから「若い女を狙う変態おっさんと、無垢で純粋な美少女」という設定にいきなり大転換してしまったのである。コペルニクス的転回、恐るべし。

なるほど、モテない若い女はこういう途中経過を通して、腐った中年ババアへと変貌を遂げていくのだろう。ある意味貴重なものを観察できたと思う次第である。コンプレックスが精神病レベルになってしまった人間に不用心に近づくと、ふとした瞬間に利用される可能性があるでご注意。
たまに聞くのだが、男女に限らず性格が悪いから不細工に見えるのか?それとも不細工だから性格が悪くなるのか?個人的経験だとたぶん後者の方だと思うのだがどうだろうか? いや、気を付けないとこの論証にもコペルニクス的転回の可能性がある。

コペルニクス的転回
彼女のその発想は過去の偉大な物理学者と同じものであり、その素質は科学の発展に為に使われるべきだと思う。

エステマン
私がこのレストランで働き始めて10か月ほどたったあたりから、上記のうち二人の日本人従業員が辞めていった。一人は既に上で触れたように、ネズ子でありもう一人はサムライ君だ。サムライ君は自称店長と激しいが目に見えない戦いの上、敗れ去った。私は常にサムライ君の側に立っていたのだが、サムライ君もなかなか気性が激しい一面があり、時々かなり感情的な問題を引き起こすので私でも助け舟を出せないことがある。結局そういった事が原因となって、私にとって一番辞めてほしくない人であったものの残念ながら彼は自ら職場を去っていってしまった。一方、ネズ子が辞めていった経緯はすでに上で述べた通りである。

さて、その分の足りない人手を埋め合わせるために新しい人がやって来たのだが、その1人が彼、「エステマン」だ。どうやらだいぶ大人しいというかシャイな雰囲気の青年といった感じで、個人的には結構親しみのある人だ。私は彼を町中に観光案内に連れて行ったり、それなりに親しくなっていったので、彼もまた色々と自身の事を話してくれた。結局彼がドイツに来た動機もヨーロッパ白人と結婚したいとかそいうものであった。また事あるごとに子供を欲しいと言っており、温かい家庭のようなものに憧れているのが垣間見れる。

しかし、である。やはり経験上から言って半端者はこういう場所には少ない。そう、彼もなかなか突き抜けた人生思想を持った人間であった。
私の前では自分の容姿と身長にコンプレックスのあるシャイな好青年という感じだったのだが、どうやらそのコンプレックスはやや重症と言える域に達していたようで、例えば彼は自身の低身長に対してはかなり大きなコンプレックスがあり、こちらが聞いてもいないのに「背骨に人口骨を追加して身長を伸ばす整形手術があるんです」、みたいな情報を教えてくれたりする。また日本にいた時に彼女がいたこともあったらしいが、その草食系を極めたような性格が原因となりその彼女は彼の事を「男として見れない」と言って去っていったとの事。さらに細かく聞いてみると彼は本当に好きな相手に対してはなぜか性欲が全く沸かず、要するに性交できなくなってしまうという超プラトニックラブともいえる思想を実践する人物でもあった。
ここまで聞くと、確かにだいぶ変わっているが悪い奴ではなさそうだ、と思うかもしれないし私もそう思っていたのだがそうは問屋が卸さない。そう、ここはヨーロッパの日本食レストランなのである。先ほども述べたように人手が足りないのでそれを補うために、彼とは別の、もう一人の新しい従業員がしばらくして入ってきたのだが(この従業員も中々凄い人物なのだが、それについては後でまた説明する)、ある日彼らは隣の大きい街へと一緒に行ったようで、そこで起きた事をこのもう一人の従業員が教えてくれた。

その大きな隣町へは観光で言ったとの事。そして一通り観光を終えた後、なんとエステマンは売春街へ執拗に行きたがり(いわゆる赤線地区)、そこで売春宿と交渉を始めたらしい。エステマンは英語もドイツ語も全く話せないので、もう一人の従業員が手伝ったようだが、正確に言うとこの従業員もまたほとんど英語もドイツ語も話せない。旅行ガイドに書いてあるような実践フレーズを少し理解できる程度なのだが、それでも身振り手振りで何とか売春宿と交渉して、売春婦との束の間を楽しんだという。無論その交渉を手伝ったもう一方の従業員はエステマンの事が済むまでの間その付近で待っていたのだろう。なんとも滑稽である。
しかし性欲というのは凄いとつくづく思う。まったく英語もドイツ語も全く分からない非常にシャイな彼をここまで突き動かすのだから。
というか前述の彼に関する説明を読んだあなたには、妙な矛盾点を感じたのではないだろうか?そう、彼は子供をとても欲しいという家庭的な人生観を持ち、相手を好きになればなるほど彼女を性欲の対象にできなくなってしまうという僧侶も驚くプラトニックラブの実践者だ。なのに売春街で女を買うとはいったいどういう事であろうか?彼は自分の行動がどこか矛盾しているとは感じないのだろうか?
これまで国や人種、性別関係なく色々な人に出会ったり、見てきたりしたが、人間の矛盾した言動と行動はたとえ他人には理解不能であっても、彼らなりの「しっかりとした論理的な言い訳」が伴っていることが多い。いや、正確にはそういった屁理屈を使って自分自身を欺いているともいえよう。そうしないと彼ら自身が罪悪感や、場合によっては絶望的な虚無感に襲われるからだ。このエステマンもやはり自身の矛盾的な行動に対しての「論理的に納得いく説明」というのを持っていたことが露見する。
すっきり顔になったエステマンが売春宿から出てきて、それを待っていたもう一人の従業員と落ち合った後、彼らは帰宅の途についたのだがその最中に色々話をしたのだろう。その従業員がエステマンの口から出てきた、「女を平気な顔して買うことが出来る理由」というのは次のようなものであったという。性欲と女性を愛する事は別の事であり、性欲は愛とは無関係なので金で女を買う事は別に悪いことじゃない、とのこと。さらに続けて「売春はエステのようなもの。自分磨きの一つ」と言い放ったのである。

売春は自分磨き。ものすごく斬新な発想だと思う。全く理解できないが。
以上、これが彼がエステマンと呼ばれるに至った経緯である。

彼にはここがエステ街に見えるらしい。あと自分磨き。何所を磨いているのだろうか?彼はもっと心を磨く必要があると思う。

ウンコマン
正確にはウンコマンと呼ばれた人物はこのレストランに二人いたのだが、ここでは深刻な方のウンコマンを紹介しよう。
ウンコマンこと彼は、前述のエステマンの後に入ってきたもう一人の補充従業員だ。出身の詳細は伏せるが日本の雪深い北の方の出身で、結構な僻地からやって来たらしい。彼が入って来て早々いろいろな事が起きた。このウンコマンには一応日本人の彼女がいるのだが(この彼女も同じレストランの洗い場で時々働いている。ドイツへ来て早々財布を無くし、なぜか社長の前で叫び声をあげて泣き喚いたという危険人物である。また常に小さなぬいぐるみを持ち、それと会話するよう他人に強制するとの事。)その彼女というのは高卒でドイツの音楽関連の学校に通っている。
現在においてはヨーロッパに限らず学校のスケジュールの確認や教授とのやり取りは各学校の提供するWebサイトなどの、所謂オンラインサービスを使う事が多くパソコンは学業の為の必需品である。彼女もまた日本から持ってきたノートパソコンを使っているのだが、ここで再度言いたいのはそのパソコンは彼女にとって生活必需品という事だ。ウンコマンはその彼女のパソコンをたまに借りていたようで、そのパソコンの調子がどうも最近おかしいという事で私が見ることになった。どうやら見たところウイルスか何かにやられているようでパソコンを起動してもすぐに怪しい画面が表示される。
そこにはドイツ警察の紋章とドイツ語で「あなたは違法ダウンロードをしました。直ちにここへ連絡して下さい」といった類の事が書いてある。よくあるウイルスによるOSなどの改ざんで、一種の振り込み詐欺脅迫だろう。通常は書かれていることは無視してOSを再インストールすれば解決するのだが、こういう事にあまり詳しくないこのカップルはかなり焦っていたので「大丈夫、私が解決するから心配しなくても大丈夫ですよ」、と言って落ち着いてもらった。
もともとあるプライベートなデータは消さずにOSだけ再インストールできる目途が立ったので、とりあえずどういう経緯でそうなったのかを聞いたのだが、なんとこのウンコマン、その彼女のパソコンでポルノ動画を視聴していたらしくその時にウイルス感染のきっかけを作ってしまったようだ。しかしこの男、ポルノ動画を彼女のパソコン、で見ていたのである。またその彼女が言うには有名なウイルス監視ソフトも入れていて、さらに一番強力な有料オプションにも入っていたとの事。例えそうであっても使用者がウイルス監視ソフトの警告などをを無視して怪しいソフトをインストールしてしまっては意味がないのだが、とにかくエロ動画見たさに自分の彼女の大切なパソコンを使って 、しかも有名なウイルス対策ソフトの最高オプションさえも破ってウイルス感染させるこのウンコマンは、この一件で入社早々我々の働く日本食レストラン外の知り合いにまでその名を轟かせるることになった。

さて、彼の性格というのは田舎者っぽい雰囲気が漂う一方、意外とペラペラ喋り、しかしまた同時にねっとりした気持ち悪さが漂う。新聞は一度も読んだことが無いと自慢げに話す。上司や初めての人に対しては異常に下手に出たり恐れるくせに、いったん相手についてある程度分かった気になるとやたらと馴れ馴れしくなり下らないことを延々と話したがる。しかも下ネタを息をするようにその口から発し続けて聞いてるものを辟易させるのだ。なぜか私に対しては遠慮したようで、そういった下衆な話を私の前でしたことは無い。笑える下ネタならともかく、気持ち悪い妄想にまみれた笑いどころのない男の下ネタは嫌いなので、そういう私の雰囲気の察していたのかもしれない。
一方他の男の日本人従業員の前では本領を発揮していたようだ。例えば同僚の少し美人なヨーロッパ白人のウエイトレスを眺めながら「あの子に挿入したい」とか言っていたらしい。見知らぬ相手ならまだしも同僚の女性に対してあからさまな下ネタ冗談は常識外れだと顰蹙を買っていた。また店に訪れるドイツ人家族客に金髪の可愛い幼女がいたりすると、前述のエステマンに「あの子のお父さんに、娘さん(5歳ぐらいの幼女である)をくださいと言ってみたらどうなるかな?」とかキモ過ぎる下ネタ?乱発するらしく、あのエステマンにさえ引かれていた具合である。ちなみに彼のお気に入りの下ネタ言葉は「挿入」であって、「エッチする」とか「やりたい」、「セックス」とかの表現は滅多に使わず、やたらと「彼女に挿入したい」といった感じで挿入という言葉に執着し多用するとの事である。エステマンによるとウンコマンは自称店長についても性欲の対象にしていたようで、「あの子は好きじゃないけど、たまに可愛く見えるからお金をくれるならまだ挿入できると思う」とか言っていたようで、それを私に報告していた時のエステマンの神妙な顔つきが印象的であった。

このレストランでは厨房用のユニフォームがあり、人前で調理する事もあるので常にきれいなユニフォームがレストラン側から提供されていた。よって各人違うサイズのものが必要なのだが、入社したての時はまだ提供されていないため他の人のものを間借りする事になる。大抵は以前辞めていった人のユニフォームを使うのだが、このウンコマンはすでに辞めていったネズ子のユニフォームをやたらと着たがっていたようで、しかし痩せ気味のネズ子のユニフォームは小太りのウンコマンが着ると見かけがパッツンパッツンになってしまう。それを見た自称店長が「あんたネズ子の服だとサイズ合わないんだから、他の人のを借りて着なさいよ~」というと「ネズ子のがイイ~!」と身をくねらせて甘え言葉で返事をしたという。そういった事を私に説明していた自称店長は「キモチワルイ、キモチワルイ」と繰り返していた。

さて彼がウンコマンと呼ばれる理由だが、実は私は彼の事を陰でアンパンマンとも形容していた。それはまさに名前の如く小太りで顔がふっくら大きいためである。
それはともかく、ある日の早朝のこと。店内の客にも見える場所に設置されたまな板の横に、少し開けた平たい場所があるのだが、普段はそこにペンなどの小物が置いてある。この日はそこに普段見慣れない少し細長い、何かが入った袋が置いてあったので何だろうかと思っていた。その日はウンコマンとシフトが朝から重なっており、彼に何げなく「その袋は何か知ってる?」と聞いたところそれは彼の持ち物だという。「あ、そうですか」とだけ言って話は終わると思ったのだが彼はおもむろにそれがなんであるかの説明を続けた。

ウンコマン「それは携帯用ウォシュレット。俺にとって朝のウンコタイムは大事なんだ」
私 (動揺) 「ああ・・えっと、そうなんだ 」
ウンコマン(まったりとした雰囲気で)「うん、朝の出勤の時は必ずここのトイレでウンコタイムが必要。長い時は30分ぐらいだと思う」
私「えっと、じゃいつも朝はここで長時間のウンコタイムを楽しんでたの?」
ウンコマン「楽しむっていう訳じゃないんだけど、朝は必ずウォシュレットでウンコしないと調子が出ないんだよね~」

突っ込みどころは色々あるのだが、微妙にイラっとするのは実際はウンコタイムを楽しんでるくせにそこを明らかにされるとこいつは微妙に否定するのである。これに限らずウンコマンとの会話ではこのようなイラっとくる微妙に否定的な主張の瞬間がよくある。

いやいや、それはどうでもよいことか。
・・・キッチンのまな板の横に携帯用尻穴洗浄機、である。昨日の晩飯のおかずについて話すように、全く違和感なく自然に説明するので変だと思う私が変なのかと一瞬思わせるほどの自然感。いやいや、雰囲気にのみ込まれてはいけない。

異常である。それ以外に表現のしようがない。もちろん、客観的というか科学的な視点で考えると、鳩山由紀夫の使用している便器の上に握り寿司を並べようが、菅直人の使用した靴下で食器を拭こうが、ウンコマン愛用の携帯用ウォシュレットがまな板の横に置かれていようが、それらが清潔に洗浄されているなら衛生面ではなにも問題ないはずだ(一方、物理的に洗われることが滅多にないパソコンのキーボードの裏側のほうが便器より汚いとされる)。しかしそういう問題でないことは言うまでもないだろう。例えばソレがリュックサックの中に入っていて、リュックサックごとまな板近くに一時的に置いてあるとかならまだ大丈夫かもしれない。薄い一枚の袋に入っただけのソレを、客の目の前にあるまな板の横に置いておくという理解不能な感性はいったい何であろうか?また、よく考えると詳細をこちらに説明する(したがる)こいつの感性もおかしい。そもそも黙っていればよいではないか。ちなみにこのウンコマン、何かあるたびにウンコについて話したがる。そのうちにこいつは「ウンコは平和の象徴」とか言い出す始末である。糞野郎とは正にこれのことか。 もう、どうでもいいとさえ思えてくる。

他にも、ウンコマンは中途半端にドイツ語を覚えて他のウエイターなどのドイツ人従業員に意味不明な事を言うので、笑われながらも割と本気で精神異常者扱いされていた。本人はそれに全く気が付いていないところがまた滑稽であるが。ちなみにウンコマンはこのレストランに来る前には系列の別のレストランで働いていたらしい。どうやらそこではウンコマンと他の従業員の間でいろいろ問題があったようで一種の虐めにあっていたようだ、ウンコマンはそれに嫌気がさし私のいるレストランへの異動を希望したとの事。その話を聞いた我々従業員は当初はウンコマンに同情していたのだが、しかしウンコマンの数々の奇行が判明するにつれ、虐められていたのは単にウンコマン自身が原因であるという事に気が付き、厄介な奴を受け入れてしまったと後悔したのである(とは言え、私にとっては他の従業員も変なのばかりではあるが)。

彼によると脱糞とは世界平和と密接な関係にあるとの事。

日本人以外の従業員

他にも変な日本人従業員を2,3人見かけたが、私自身がすぐに辞めたのでそれほど彼らとは関わらなかった。よってここでは詳細を省略するが、短期間だけの関わり合いでも彼らの異常性は嗅ぎ取ることはできた次第である。このレストランでは厨房など日本食そのものにかかわる場所は原則日本人が働くのだが、それ以外の業務ではドイツ人やその他ドイツへの移民などが働いていた。彼らにもなかなか変なのがいたので少し紹介しよう。

タイのときめきババア
この店にはやたらとタイ人が働いている。その理由は初めに働き始めたタイ人が次々と他のタイ人を芋蔓式に連れてきたからだそうだ。日本人移民の場合はそこまでのネットワークを発達させないが、多くの先進国にいる後進国の移民たちは自前の人的ネットワークを持ち、仕事なんかもそこからの口伝で見つけることが多い。ちなみに大抵のタイ人は皿洗いとして雇われていて、仕事自体は簡単なものであった。そのうちの一人は40代前半のおばちゃんだったが殆ど50代にしか見えない、ドイツ人と離婚した子持ババアである。ヨーロッパで見るタイ人の女性はほぼ間違いなくヨーロッパ人男性と結婚して婚姻ビザで移住してきた人ばかりであり、結婚の動機はこちらで多く見る日本人妻とよく似ている。というかほぼ間違いなく金とビザ目的の結婚にしか見えないカップルばかりだ。大抵はヨーロッパ人の年増おっさん(場合によってはおじいちゃん)と若いタイ人である。いや、タイ人だけでなくほぼすべてのアジア後進国からの女性の移民はこのパターンといって良いだろう。
話を戻そう。この茶色く小汚い風貌のババアは初めのころは人懐っこく、皆のために賄いなんかも作っていたりしていたのだが、ある日私はこのババアが自分の仕事をほとんどせずに厨房の日本人に甘えて自分の仕事を押し付けていることに気が付いた。原則的に皿洗いなどはこっちの仕事ではないのだが、このババアはこちらの善意に甘えきっており、こちらが非常に忙しい時でさえもあまり仕事をしないし、こちらが忙しい時間を乗り切った後で少し休憩したいときでさえもこちらの善意に甘えようとしてくる。その原因の一つはサムライ君がこれら皿洗いの人たちの仕事までを、する必要が無いのに手伝っていたからであるが、我々の仕事も非常に大変なのでそれは止めようと彼を説得し、以降このババアら皿洗いの仕事を調理場の日本人達はほとんど手伝わなくなった。そもそも皿洗いは我々の職務内容には含まれていない。このババアが豹変したのはその後からだ。結果的にはこのババアは我々に敵意を向けてくるようになった。意味不明である。自分の仕事しろ糞ババア。

さて私個人的にはその前の時点ですでにこのババアを嫌悪していた。というのは次のような出来事があったからだ。
初めのころはこのババアも愛嬌があったので、私も親しみをもって相手にしていた。時々このババアは厨房に入ってきて話をしたりするのだが、ある日私に巻きずしの巻き方を教えてほしいという。「うん、もちろん」、と私は快諾し、ババアは短足チビだったので私は彼女の後ろに立ち、軽く覆いかぶさるような感じで両手を使ってまさに手取り足取りといった感じで親切丁寧に巻き方のコツを教えていた。私からすると母親と言うほどではないものの割と年の差があるので(少なくとも顔だけを見ると母親同然だ)、私としては母親もしくはお婆ちゃんにでも接するような感じで親身になって教えていた。と、思っていたがそう思っていたのは私だけだったようだ。私はその時このババアが少し、にやりと笑ったのを見逃さなかったのである。その類の笑い方はこれまでの人生で何度か遭遇したことがあるもので、直感的に悪寒がしたのだが気のせいだと自分に思い込ませた。しかし他の日にこの直感が正しかったことが証明されるのである。
後日またこのババアは調理場に入ってきて寿司の巻き方をを教えてほしいという。私は「よし、この前のやり方は覚えてる?その続きをやってみよう!」という感じで教え始めた。そしてババアの側面辺りに立ちババアのぎこちない手の動きを優しく丁寧に修正していたら、突然気でも狂ったのか、このババアは真顔になり丁寧に教えている私の手を強くあしらった挙句、何か文句らしきことを言いながら怒った顔して洗い場へ戻っていってしまった。私は何が起きたか分からず呆気に取られていたのだが、その場にいた同僚がすぐにそのババアの後について行っていたので、私も気を取り直したあとに洗い場へ行ってババアに話を聞こうとした。相変わらず何を言っているのか分かりづらかったが、同僚がすでにババアから話を聞かされていて、その話も含めて少し整理するとババアが怒り出した理由がすぐに判明した。なんと、この糞ババアが言うには、「男というものはレディに対して慎重に接するべきで、体を近づけて馴れ馴れしく手に触るなどもってのほかだ!」との事である。

・・・・己は一体何を言ってるんだババアよ。

後進国からビザと金目的という卑しい理由で来た浅ましく黒い肌を持つ小汚いしわくちゃの糞ババアの分際で、日本という世界に名だたるG7の一角に君臨する超先進国から来た前途多望な若い男と貴様如くのゴミムシが対等に話していただけてるだけでも土下座して涙を流して感謝するレベルなのに自分の立場をわきまえろドブネズミが、不敬罪に処して首をはねられたいか!?戯言抜かしてる余裕があるならさっさと国に帰り木の下で頭を掻きながらココナッツでも割ってろ糞ババア!
なんて最低最悪な人種差別的な事を私は一切思ってはいないとここに誓う、かもしれない。

さて、これを読んでいる皆さんは男性だろうか?女性だろうか? 世間一般的には性犯罪も含めて性的嫌がらせなどの被害を受ける側というのは、やはり女性の側と相場は決まっていると思うだろう。実際、それは間違いないと私も思う。やはり被害者の圧倒的多数は女性である。それは身体的性差にも起因する物理的なものでさえある(要するに強姦は男が女にする事であってその逆は物理的に不可能だという事)。
その一方最近は男性側の被害にも注目が集まっていることに気が付いている人もいるのではないだろうか?特に男女平等といった視点で見ると実は少数ながら男性側にも性的嫌がらせを女性から受けてトラウマを負っている被害者もいるのだ。この問題は日本が以前の男性優位的な社会の時ははそれほど意識されてはいなかったが、最近は草食系の男性と呼ばれるような、男女差別を良く思わない世代の頭角も相まって、真の意味での平等性の実現のためにもこういったマイノリティ的な被害者への注目がされている。

要点を言おう、ネズ子もそうであったが私はこのババアに精神的な食い物にされたのである。私の知らないところでこのババアが勝手に意識して、2回りほど年の若い私に手を触れられたという理由だけでニヤリと笑を隠せないほど嬉しくなり、自分の年と外見をわきまえずに乙女モードに突入した挙句、私と恋のドンパチを勝手に始めやがったのだ。それは同時にそういうババア自身の発言と行動によって「若い男に狙われる素敵な自分」というあり得ないロマンス妄想を強制的に先手必勝的に概成事実化しようしているのであって、しわしわ糞ババアになった自分(こいつの場合はたとえ若くても不細工であるが)を受け入れられないという、一種のコンプレックス解消のための目論見でもある。その妄想に付き合わされるこっちはたまったものではない。

これは同性である男よりも少し容姿に自信があったりする若い女性、もしくはそんな時があった今は麗しき淑女の皆さんならお分かりいただけると思う。ちょっと親しくなったからと言ってキモイおっさんに勝手な妄想を抱かれるのがどれほど精神的に気分の悪いことか。下手にそういうおっさんを鬱陶しくあしらおうとすると逆恨されたりすることもあるし、最悪ストーカ化することもあるであろう。私の上記の経験もまさに精神的なセクハラとそれに続く逆恨みである。全く持って実に迷惑な話である。こういう事をするから不細工な女は余計距離を置かれるのだがコンプレックスまみれの雌ネズミ共は己の行動を客観的に見れないのだろう。

という訳でこのタイ人の糞ババアとは、私側のアレルギー反応と嫌悪感による敵視によってずっと冷めたままの関係が私が辞めるまで続くのであった。

彼女に必要なのは新品の鏡と十分明るい照明である。

タイ生まれの猿人
こいつもまたドイツ人と離婚をしたタイ人の女だが、ウエイトレスとして雇われた彼女は驚くほど無能であった。仕事内容を何でもすぐに忘れるので「毎日が初出勤日だね」とタイ人の同僚から揶揄われるザマである。どうも傍から見ているとこいつは自分の馬鹿さを愛嬌で誤魔化そうとしているようで、この行為は非常にサムライ君を刺激し、彼の憤怒を引き起こしていた。サムライ君曰く、「並外れて不細工な顔の分際のくせに、まるで自分が可愛いかのように振る舞うのが癪に障る」との事。私は顔がどうであろうと能力のほうが大事、というようなことを彼に言って反論していた。というのは彼はあまりにも顔の美醜に対して厳しい部分があるのでそれを諫めていたのだ(お前もだろう、と言いたい読者もいるかもしれないが、わたしは一応顔よりも人格や能力を重視するので)。しかしある時に彼自身が実は自分の外見にコンプレックスがあることを遠回しに打ち明けてくれた。また彼曰く「不細工な人間は生きる資格が無いので、それでも生きたいのならとにかく真面目に、ひた向けに、人様のために役立つよう働かなければならない」との事。つまりこれは彼が自分自身へ向けて実践している人生思想だったわけだ。なかなか激しく自虐的と言うか、聞いているコチラも切ない気持ちになる思想である。しかしなるほど、それが理由でこの勘違いしたタイの不細工女を許せなかったわけだ。

余談だが、個人的な意見だと彼は若干癖のある顔だが決して不細工という範疇には入らない。むしろ服装や髪形によっては割とカッコよくなるタイプだ。
私はちょっとした理由でモデルや美容技術・服飾関連に関しては少しだけ詳しいのだが、人間の顔というのは各パーツが平均程度であるなら髪型を変えるだけでも劇的に印象が変わるものである(残念ながら救いようのない例外もいるが)。私に言わせればサムライ君はもっと自信を持っていいのだが、こればかりは私が口で言っても本人がそう信じなければ意味がないであろう。

さて、このウエイトレスについてだが時間が経つにつれ遂に私もイライラとし始める。一応そういう考え方は良くないとサムライ君を咎めたものの、いったんこのウエイトレスの救いようのない無能具合に気付くと一気に悪い部分が見えるというか、希望のない奴に対しては肯定的な色眼鏡の効果が弱まるというべきか。とにかく遅れながらもハッと気づいたのだが、こいつは本当に猿のような顔をしている。特に髪を全部後ろにまとめると、要するに強めのポニーテイル風にするとその顔は似てるとかではなく猿そのものである。いや、猿と言うか正確な種類を言うならばゴリラの赤子といったところか。他の同僚もこれには驚いたようで、いくつかの条件がそろうと本当にゴリラの赤子そのものである。サムライ君が言うには鼻がとても小く、また鼻の穴の広がり方に特徴があるためこれがゴリラの赤子を連想させる一番の原因だろうと冷静な意見を述べていた。この日本食レストランは能無しでもなんとか働けるような場所であるが、無能どころか居る事自体が業務の支障になるような程このゴリラの赤子は役立たずなので、ついにはウエイトレスの一人が文句を言い出し(ただこのウエイトレスも大して役には立たないのだが)、それが上司に伝わることでゴリラの赤子はクビになったのである。

人間界で無理せずジャングルに帰ったらどうかな?

タイの真正キチガイ
上記の通りなかなかバラエティ豊かな人たちにこのレストランで出会ってきた。もし糞人間大図鑑というものが在るならば彼らは間違いなく金を払ってでも掲載するべき対象であると思う。その中でも他の誰もを寄せ付けない凄まじい奴がいたのだが、それは日本人ではなくここでウエイターとして働いていた、オカマのタイ人である。こいつは私が冗談抜きで本気で殺したいと思わせてくれた奴だった。客観的にどう見ても何かの精神疾患を持った人間である。これまで出会ってきた同性愛者の事を思い出すとその多くが感情障害的な行動をとる人が多く、実際忘れてはいけない重要な事として同性愛者の脳の一部の構造は異性愛者とは明らかに違うとの調査結果も出ていたはずである。よって何かしらの脳神経レベルでの精神疾患を併発していても全く不思議ではない。このレストランで働いていた従業員のほぼ全員が、それは日本人だけでなくドイツ人やドイツへの移民の従業員もふくめた全員だが、このカマ野郎と一度は喧嘩している。

このカマ野郎はほんとに異常だったのでどう説明していいかよくわからない。ただ一応考えてみると、やはりこいつも自分がタイのジャングルの奥地出身の上に、小太りの汚い糞カマ野郎という事実からくる自尊心の極端な低さからくる一種の逆張り精神がその原因と感じる(「ゲイ」と呼ばれる人たちの中にはなかなかお洒落な男前もいるのだが、こいつの場合はただ不細工で汚いだけのホモである)。
こいつの言動は常軌を逸しており相手の感情を極限までに逆なでするような言い方と行動をとる。牛刀でその汚らわしい口と鼻を削ぎ落したくなるほどに相手を下に見たプライドの高い態度を取るので、私とサムライ君、そしてネズ子もこいつに対しては抑えられない憎しみを持つという意味で意見は一致していた。一度腹が立ったのでドイツ語で相手を屈辱する「Arschloch」(英語ではAsshole、日本語では糞野郎的な意味だが直訳すると「尻の穴」)と言いそうになったが聞いたところこいつは雌役のホモらしく、まさに言葉通りの尻穴万歳カマの助であり、そのためむしろ下手すると馬頭どころかこいつの性癖を称賛する誉め言葉になってしまう可能性があり、なので結局言わなかった。ちなみにこいつは茶色くて小太りなので基本的には豚と呼ばれていたがサムライ君は黒豚と呼んだりもしていた。どちらにせよ基本的にはこのレストランで豚という単語を聞くと食材ではなくこのカマ野郎の事を指す。
自称店長も一応この豚とは喧嘩もしているが上司と幾らか繋がりのあるこの豚の事はむげにできないらしく、彼女は豚側に立つことが多かった。そのためこのレストランで働くすべての日本人従業員はこの自称店長の事を信頼することが出来なかったのである。豚側に立つとはどう見ても裏切り行為であるからだ。
一方、面白いことにウンコマンはこの豚とあまり問題が無かったようだ。というのはウンコマンのその常識外れの思考と言うか、感性が原因と思われるが、豚の相手を挑発する言動や行動に対してウンコマンの反応が薄いというか、豚のキチガイ精神攻撃はウンコマンに対しては効いて無いようなのである。いろんな意味で両者は常識をかけ離れた感性を持っているせいで、表面上は同じ人間に見えても思考構造が全く違うため互いに言語上での干渉が不可能になっているようである。「ある意味関心する現象ですね」とサムライ君がしみじみと意見していたのが印象的であった。

この豚とは色々な場面でやりあったが、一つ思い出したので例を挙げてみよう。この豚はウエイターとして働いているが来客が少しでも増えると目玉を高速でぐりぐりと回転させ喋り方が異常に早くなるなど、要するにパニックになることで有名だった。非常にストレス耐性に弱い脳を持っているようで、一度パニックになると支離滅裂な事を言いながら大量の注文を取ってきて厨房に負担をかける。特に厄介なのは店内用の注文とは別に、忙しい時間帯になると持ち帰りや配達用の注文が同時多発的に来るのでこれをさばくのが非常に大変である。なのでそういう時は接客係に客にたいして「今は忙しいので申し訳ないが出来上がるまでに少し時間がかかると伝えてくれ」と、トラブルを事前に避けるための対応をお願いする。普通はこちらが丁寧に頼むと接客係は仕方ないことだと了解してくれるし、客も時間がかかることを理解し待ってくれるので、調理場の方もストレスなく余裕をもって対応できる。
しかし例外が一人いて、それはもちろんこの豚の事である。この豚はこちらが無理と言っているのに物理的に不可能なほどの注文を取ってくる。なのでそれについて文句を言うと「しゃべってる時間があるなら黙ってとにかくやれ」とか喧嘩を売ってくるのだ。この言い方に腹立たない人間はウンコマン以外にはいないのだが、それはともかくあまりにも大変だったその日は、私も黙っていることが出来なかったので、「わかるか?お前と我々は対等な立場なんだ。お前は私の上司でもないのに気やすく指示するな。無理なものは無理なので客には少し待てと言え。」と注文を付けた。このような感じで言い返すと豚はさらに激高し、真正のキチガイへと変貌するのである。客が多かったためこの豚は客の対応をした後に調理場の裏口に現れ「これとあれはもう完了したじゃないか、その調子でこっちも早く終わらせろ」といったような事を言う。それに対して私は「調理場の事は我々の方がよくわかってるのだから素人のお前は黙ってろ!」と言い返すとこの豚は一旦は去って自分の業務をしたのちまた調理場の裏側からその小汚い顔を付き出して文句を言い返しにやってくるのである。この日は特に忙しくなるのが予測されたため、普段より多めにと私とネズ子、そして自称店長の三人が同じ時間帯に業務にあたっていた。この豚は私が忙しく相手にして貰えないと見るとネズ子に対しても挑発していたようだがネズ子も前述のように「豚死すべし」であり、当然私の側なので遠慮なく言い返す。

面白いことにこの日はいつもの豚との言い争いとは違うことが起きた。というのは普段と違い私が徹底的に言い返してこの豚をこき下ろしたので、想定外の状況に対してどうやらこの豚はその少量の脳では状況を正常に処理できなかったようで、例えばネズ子に何か悪口を言いたかったらしいがそれが全く的外れと言うか、「別にだから何?」というような事をまるで鬼の首でも取ったような顔で言っていたらしい。ネズ子はそんな豚の有様を見て怒る気さえ起こらなかったらしく、私に「この人なんか色々とダメそうな感じなので、何も言い返しませんでした」と報告してきた。しばらくすると悔しさのあまりに気が狂った豚がまた調理場の裏にやって来たので相手にすると、豚は自信満々に「そうか、そうかお前は調理場のプロか、そうかプロなんだな!ははは!プロか、プロか!?」と意味不明な事を言っていた。おそらく私に対して何かマウントを取りたかったのだろうが、言っている事は私にとって何も腹立たしくない。しかもこの豚は無理に余裕を見せようとしてか、私を見下そうと余裕の半笑い顔を無理やり作っているのだが、あまりにも顔に力が入りすぎているのかして、まるで顔面の半分が交通事故にでもあったようにひしゃげているというか、表情筋だけでは不可能な、まるで頭蓋骨のレベルで歪んでいるような表情になってしまっている。いろんな意味ですさまじい顔であり、ある意味圧倒的でさえある。人間の顔はここまで変形できるものかと感心したほどだ。しかしまたそれは本物のキチガイの顔でもあった。

次の日サムライ君に昨晩起きたことを話すと、「そんな楽しそうなイベントがあったのなら僕もぜひ見たかったです」なんて冗談か本気かよくわからない事を言っていたが、確かに起きたことを総括してみるとあれは喧嘩というよりも壊れた人間を鑑賞するという一種のコメディ劇場であったが、やはりこういうのは疲れるので早々に辞めるべきだと私は自分に誓った次第である。

頭蓋骨というのは表情筋で歪むものだろうか?

やはり肥溜め

まだまだ書けることはあるが、長くなりすぎてしまうので今回はこの程度にしておこう。上では主に短期間ではあったが私が実際に働いていた日本食レストランについて話したが、一応同じ業界という事で他の店も機会を得て見学することもあったし、一度その独特の雰囲気がわかると他の国の日本食レストランに行ってもすぐにピンとくるので、少なくとも日本食レストランというのは屑共の終着駅のような場所であるというのはヨーロッパ全土でみられる普遍的な現象と言えよう。

今回は雇われる側に終点を当てたが、これら日本食レストランの日本人経営者も人間として下等な人種に属する事が多い事実を追加する必要がある。大方の経営者たちは日本人の男なのだが、全てとは言わないが日本国内で食べられる日本食の、下の上程度の料理しか提供できていないくせに値段設定は上の下もしくは上の中レベルで商売をしている。一応まともな店もあるのだが、それでも例えばルクセンブルクで一番の高級日本レストランとされる「Kamakura」という店は私の知っている日本へ行ったことのあるフランス人の間では大変不評である。フランス人は美食の国だけあって日本食を理解できる人も多く、彼らからするとここで出される料理は東京や大阪などの地下鉄街にある1490円とかで食べられるお得な和食ランチメニューみたいなものであり、不味くはないが日本円にして7000円ほどの値段で食わされるので「大したことないくせに我々を馬鹿にしているのか」と軽蔑している。和食のための食材の仕入れなどは簡単ではないだろうが、いくら何でも高飛車で相手を見下した値段設定であるのは間違いない。
これも人によるところではあるが、先も言ったように大体の経営者はやはり人間的に大したものではなく、それなのに海外で日本料理屋を運営しているという事だけの理由で驚くほど鼻高々だ。はっきり言ってたかが飯屋である。日本国内でも脱サラした未経験者が真っ先に思いつくような水商売だ。金さえ工面できれば技術などたいしてなくとも誰にでもできる商売なのに何を己惚れている。恥を知れ、と言ったところか。
他にもルクセンブルクにはいくつか日本人の経営するレストランがあるが、そのうちの幾つかは恐ろしく質が低い。まるで残飯か何かのような料理を提供して「日本食」を謳うのでたまったものじゃない。例えばその似非日本食店の1つに知り合いのヨーロッパ人女性が行っているが、その人が言うに、その店の日本人経営者はフランス人女性と結婚していて、店ではヨーロッパのスーパーで売られている冷凍の寿司(本当に売っている)を解凍したような、なんちゃって寿司を出すくせに「ヨーロッパ人の女に日本食の味を理解するのは不可能だ」、などど無礼極まりないことを言っていたとのこと。頭がおかしいというか、お前はいったい何様なんだ?
こういう感じで日本国外、少なくともヨーロッパで見かける(日本人の働く)日本食レストランは経営者にも労働者にも下等人間が多い、と言っておこう。

ただし最近は日本食が世界的に浸透しており、先ほどのフランス人の様に本当の日本食と価格を知るヨーロッパ人も増えてきている。よって競争も激しくなってきており、これまでの様に「お得ランチメニュー」のようなものを7000円で客に売りつけることは徐々に難しくなっていくかもしれない。「本物の日本人(笑)が調理している」というだけで殿様商売をしていたこれらレストランは間違いなく価格競争に巻き込まれていくことだろう。同時に最近は日本国内の人手不足もあり日本国内での給料が上がっただけではなく、色々と新しいことに挑戦できる機会も増えたため相対的に日本国外でわざわざ職を探す魅力も減ってきたのだろう。特にビザ発給を餌に奴隷環境で日本人を安月給で働かせたい日本食レストラン経営者の下種な思惑はだんだん通用しなくなってきており、ヨーロッパ各国での日本人従業員の確保も難しくなってきているようだ。そもそもいわゆる「ゆとり世代」以降の人たちはヨーロッパにそれ程憧れを持っていないので無理して移住したいという日本人自体が少なくなってきている。実際に知り合いの日本人から聞いた話によると人材不足で店を畳んだ日本食レストランが増えてきているとのこと。ま、自業自得ですね。

たしかに日本社会は若い世代を中心に変わりつつあるとはいえ「出る釘は打たれる」という自虐がまだまだ通用する社会である。いや、この先も変わらない可能性さえもある。一方、欧米先進国では相対的に実力のあるものが評価される傾向にあり、特にアメリカを筆頭としたアングロサクソン系の国ではたとえ変人と形容されようが突出した能力の持ち主であるならばきちんと評価して真正面から称賛する文化があるので、出自のいかんを問わず天才肌のある人が日本から飛び出るという事はむしろ推奨されるべきである。事実、特にアメリカではその能力を開花し歴史に名を残したような日本人も多い。彼らは逆に日本ではその能力を発揮できなかったであろう。いまだに老害のはびこる日本など早々に立ち去るべきだ。その方が彼・彼女自身の為だけではなく、その能力を必要とする社会の為でさえあり、ひいては世界文明の進歩にも寄与することさえあろう。
さて、これまで述べた奇人変人について問題点を言うと、「天才と馬鹿は紙一重」と言う諺があるが、彼らは100%馬鹿の側に属するのであってその反対側の要素は一切ない。むしろ正確には「片面が馬鹿でもう片面も馬鹿」なのである。そのくせに自分の馬鹿具合を直視せず「自分の秘めたる可能性」という、処刑前のウサマ・ビンラディンさえも失笑するような戯言を本気で信じている救いようのない連中である。

彼らが価値ある人間になるためには如何するべきか?それはおそらく単純な事で、彼らの一番の問題はモラルの欠如と言えよう。彼らに必要な事は自分のこれまでしでかしたクズ過ぎる人生の履歴書を正面から直視し苦しむことだ。その苦しみはおそらく自殺を本気で考えるほどの苦しみを与えるだろうし、もしくは自殺してしまうかもしれない。しかし勇気をもってそれを乗り越えることが出来たなら、むしろその苦しみは彼らを並の人間を飛び越えて聖人レベルまで成長させることが出来るかもしれない。

でもでも・・・・「ウンコは平和の象徴」、ですよ。

ここまで来るとやっぱり無理かも。
馬鹿に付ける薬はないとも言いますしね。合掌(^^)

1件のフィードバック

  1. アメリカ住みですがこういう日本女いるいる〜
    海外住みの日本人女って頭おかしいの多いよなw
    刑務所にでも行けばいいのになって思う

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